洗浄作業
太陽光パネルの汚れは発電効率を落とす事は知られていますが、もう一つ重大なトラブルを引き起こす可能性があります。
それはホットスポットという現象でバイパスダイオードの故障など太陽光パネルの寿命を著しく低減させる要因となります。
アイラックでは特殊なイオン純水のみを利用しパネルメーカー推奨の洗浄方法(※1)で鳥類のフン・埃・排気ガス・火山灰・花粉などのあらゆる汚れを落とすことができます。
※1 パネルメーカー推奨洗浄方法:パネルメーカーの多くは水道水による洗浄や、高圧洗浄機、回転ブラシの利用については推奨しておらず、メーカー保証対象外となる可能性も高いとの事です。
従来の洗浄方法による課題
高圧洗浄機による洗浄
大量の水が必要となりますので、水源の準備が必須となります。
水源が無い現場では高圧洗浄機による洗浄は不可能です。
※高圧洗浄の場合水道代をお客様が負担する場合が多く、高額な水道代が発生する可能性があります。
水道水による洗浄
カルキの付着によりモジュール表面が白く濁ってしまい発電効率が低下する恐れがあります。
一度カルキが付着してしまうと取り除くには大変な労力が必要となります。
洗剤による洗浄
薬剤を使用した際にモジュール表面の偏光フィルムになんらかの影響が発生した場合には、著しく発電量が低下する恐れがあり、又はモジュールの改造にあたる場合がありFIT価格が変動する場合や、モジュールメーカーの保証対象から外れる場合があります。
洗浄マシーンや回転モップによる洗浄
研磨にあたるような行為となった場合、モジュールの改造にあたる場合がありFIT価格が変動する場合や、モジュールメーカーの保証対象から外れる場合があります。
アイラックの太陽光パネル洗浄
独自開発したパネル洗浄技術により、少ない水量で美しく蘇ります
特殊な洗浄水を利用し、格段に少ない水量で汚れを落とすことが可能になりました。
アイラックでは独自の洗浄技術を開発し、松脂(まつやに)のようなしつこい汚れでも、洗剤や高圧洗浄機を使用せずとも美しいパネルが蘇ります。
洗浄事例(弊社構築・管理物件)
パネル上部に松の木が生えており、松脂の付着が激しく、発電低下が発生し遠隔監視にてアラートが発生致しました。
清掃前
弊社にて現地に赴き清掃を実施
清掃完了
モニターシステムにて同条件の1日からそれぞれサンプリング致しました。
洗浄前 PCS状況【日次】
電流合計208.4
パネル電流相対比 78%
洗浄後 PCS状況【日次】
電流合計232.9
パネル電流相対比 93%
安全対策工事
太陽光発電とは、太陽の光エネルギーで発電するものであり、光が当たっている限り発電がされます。
浸水・破損した場合であっても発電することが可能であり、このとき接近・接触すると感電する恐れがあります。
アースボンド線
太陽光パネルのフレームやアルミ架台の表面は絶縁状態となっているため、隣り合う太陽光パネル間や架台をアース線などで電気的に接続(接地工事)することが必要です。
感電事故を防ぐためにも必要な工事になります。
アースボンド線で隣り合う太陽光パネル間をパネル1枚ずつ繋ぎ(導通をとる)、パネルから架台に通電する形をとります。
アースボンド線接続例
アースボンド線の購入または安全対策工事に関するご相談・お問い合わせは、
問い合わせフォームまたはお電話にていただけますようお願い致します。